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はじめに
エクセルを使っていく過程で10進数を16進数に変換し”0x”を付けた状態で表示する必要があったため、備忘録としてその方法を記載する。
「表示形式」の勉強にもなったため、誰かの役立つと思う。
表示イメージとしては以下で、
【10進数⇒16進数⇒”0x”をつけた16進数】
という過程の話になります。
10進数を16進数に変換
まずは10進数を16進数に変換する方法ですが、
「DEC2HEX」
という関数が用意されています。(DEC to HEX:10進数から16進数という意味です。逆のHEX2DECもあります。)
以下のようにセルの中に関数を入れれば16進数の変換が完了します。
引数はそれぞれ
第一引数:「変換したい数値」 例では「B3」
第二引数:「桁数」 例では「2」
となります。
例では「B3」とセルを指定しておりますが、直接の値でも問題ありません。
桁数は【0C】というように2桁で表現したかったため、2と指定しております。4にすれば4桁になります
”0x”を付けて表示する
最後に表示です。
16進数特有の前方に”0x”という文字を付けました。
変更したいセル(例ではD3)にカーソルを合わせ、右クリックから【セルの書式設定】を開きます。
その中にタブ[表示形式]を選択します。
ユーザー定義の項目を選択し、種類すぐ下の欄に【”0x”@】と入力すると、
サンプルが意図した表示になったと思います。
ちなみに、
“0x”:表示したい文字
@ :ここにセル入力”文字”をセットするという意。数値の場合は「#」になります。
今回、DEC2HEXしたことで文字列になったため「@」を指定しております。
結果
以下のように意図した表示になりました。
さいごに
単純なことではあるもののなかなか理解することが難しいと思います。
自由に使えるとエクセル操作が楽しくなると思います。